Cataphora

これまでのこと、これからのこと

LIAR GAME -エデンの園ゲームの勝ち方-

おはよう
カフェオレ飲みすぎてお腹も下しました(ほんとうにつらい)
皆さんは清々しい朝を送っていることでしょう、僕はまた一歩戒めを噛みしめ(?)大人になります。

最近ブログの更新が途絶えているのは、単純に書きとめたいことが無いからです。
どうぶつの森を購入してはぼのぼのと楽しんだり、自分自身と他人との付き合い方や在り方を見つめ直したり、道案内をしたフランス人とお茶したり、買った財布のブランドが、買ったその日に日本でのブランド展開を終了したなどネタ盛り沢山かもしれませんが、「そんなことがあったんだよ」って書き留めるだけにします。

さて、そうなると書くことがあんまりないな~って思いがちですが、こんなときこそ「以前から書こうと思っていた事」を書いてみようと思います。 
タイトルにもありますがライアーゲームです。続きへどうぞ。(映画のネタバレを含みます)

 「LIAR GAME~THE FINAL STAGE~」

甲斐谷忍の漫画作品「LIAR GAME」を原作とした劇場版のものになりますが、ここで開催されていたゲームは「エデンの園ゲーム」です。

今回はゲームのストーリー性について着目せず、ルールと現実にした場合の勝ち方について書いてみようと思います。
必勝法が無いかどうか、粗探しはとても楽しいです!

エデンの園ゲーム ルール☆

  • 各プレイヤーは、セミファイナルまでに獲得したマネーをこのゲームで使用可能(厳密には強制的に加算される)。上限はない。
  • ゲーム中、プレイヤーがそれぞれ幾ら獲得しているかは会場内の電光掲示板に常に表示される。ただし、各プレイヤーの名前はA〜Kの匿名で示される。
  • 投票に用いられるリンゴは、本物の金と銀で出来た「金色」と「銀色」、それに銀のリンゴを赤の樹脂膜で包んである「赤色」の、計3種類。このうち金と銀のリンゴは裏切りの投票に用いられる事から「禁断の果実」と位置づけられている。
  • 投票の際には、事前に配られた自分の名前入りの焼印を投票室内の暖炉の炎に当てて熱し、選んだリンゴに刻印してから投票する。
  • 全員が赤いリンゴを投票した場合、全プレイヤー「+1億円」
  • 1人だけが禁断の果実を投票した場合、禁断の果実に投票したプレイヤーは特別賞金「+2億円」、赤いリンゴを投票したプレイヤー「-1億円」
  • 2人以上が禁断の果実を投票した場合、禁断の果実を投票したプレイヤー「+1億円」、赤いリンゴに投票したプレイヤー「-1億円」
  • 赤いリンゴを投票したプレイヤーが1人だけの場合、禁断の果実に投票したプレイヤー「+1億円」、赤いリンゴに投票したプレイヤーは氏名公表のうえ、特別ペナルティー「-10億円」
  • 全員が禁断の果実を選んだ場合、多数派「+1億円」、少数派「-1億円」、なお退場者が出る等の事由からプレイヤー総数が偶数となり同点得票となった場合は、引き分けとなりマネーの増減は発生しない。
  • 全員が同じ色の禁断の果実を選んでしまった場合、全プレイヤー「-1億円」
  • 投票は全13回行われる。
  • 投票時間は1回につき1時間。ただし、時間内に全プレイヤーが投票を終えた場合、その時点で投票時間は終了し、即開票となる。
  • 投票室には同時に1人しか入れない。
  • 投票を終えたプレイヤーは次の投票時間まで投票室に入ることはできない。
  • 投票時間内に投票を行わなかったプレイヤー「-1億円」
  • 投票時間内にプレイヤーは1度は投票室に入らなければならない。入らなかったプレイヤー「-1億円」
  • 書面契約などで、他のプレイヤーに投票内容を強制してはならない。
  • 同じプレイヤーがリンゴを複数回投票した場合、最初に投票したリンゴのみが有効票となる。
  • 累積マネーが「-5億円」に達したプレイヤーはその場で「失楽園」(失格)となり、エデンの園からの追放(退場)となる。ただし、開催時間内に負債の肩代わりをする者(プレイヤーでなくても可)が現れればゲームを続けることができる。
  • 13回目の投票終了後、エデンの園での獲得マネーとセミファイナルまでの獲得マネーの合計額がトップのプレイヤーが優勝となる。優勝者にはライアーキング(嘘つき王)の称号と、ファイナルまでの獲得マネーとは別に優勝賞金50億円が与えられる。
  • ゲーム終了後、プレイヤー間のマネーの移動は禁止(優勝賞金50億円の事後分配を前提にゲームを行う事を防ぐため。ただしプレイヤーでない人物とのマネーの受け渡しは自由)。
  • 注意事項
    • 投票室ではリンゴを幾つ取り出しても構わない、また、投票しなかったリンゴは投票室外に持ち出したり破棄したりしても問題ない。
    • 投票されたリンゴが誰のものかを判断する基準は焼印であり、どのプレイヤーが投票したかではない。そのため、他人の焼印を使ってリンゴを投票することもできる。
    • 投票されたリンゴの集計は機械によって自動的に行われる。なお、リンゴには、ICチップが内蔵されており、見た目の色に細工等が加えられても正しく本来の色で判定される。
    • これまでのゲームとは違い、ゲーム終了後、追放者を含め、賞金の受け渡しや負債の清算は即刻行われる。
    • 不正行為等でゲームが続行できなくなった場合、全員が「-10億円」のペナルティーを受け、優勝賞金は没収、ゲームは終了となる。
       引用元 Wikipedia LIAR GAME(テレビドラマ)

 長ったらしくなりましたがこのようになります。
平たく言えば禁断の果実である金・銀の林檎、又は赤の林檎を選択して投票し、
その結果によって勝敗が決まる、って感じです。
私もネット上で何度かプレーしていますが、
感じたのは「赤林檎の存在意義」が否応にも薄いということですね。
まず「金か銀か」のシンプルな多数決になります。
もっとも、そのゲームはネット上のはチャットを使った二番煎じですが・・・
(可能性があればそのチャット版エデンの園ゲームについての勝ち方なども考えていきたいですが、トークの秘匿性があまりにも高いため、活かすも殺すも難航しています。でも考えるぞい。)

今回は先に宣っているように、現実のセットでこのエデンの園ゲームをする場合の戦術について書きます。

エデンの園ゲーム こんなのもあるっちゃう? 必勝法シリーズ!(今後追記あるかも)

エデンの園に限り何回も映画を見直しています、細かいです)

1.林檎を焼いてみる
シンプルイズベスト。
ネタバレになりますが映画の終盤になって「赤林檎の特性」というものが明かされます。

それは、金と銀は本物で出来ている、赤の林檎は「赤色の樹脂に包まれた銀の林檎」で出来ているという特性です。作中では自暴自棄になったXこと仙道に、「見た目が銀色」の赤林檎を投票させています。
秋山は事前に赤林檎の樹脂を溶かし、見事に銀の林檎にフェイクさせているんです。
・・・さては、同じことをする気だな・・・?と思った方。甘いです。
樹脂を溶かす」という表現と、ルール「投票の際には、事前に配られた自分の名前入りの焼印を投票室内の暖炉の炎に当てて熱し、選んだリンゴに刻印してから投票する」 に着目してみてください。
投票室には暖炉があります。焼き印を熱する場として用いられますが、ここで樹脂を溶かすには「炙る」程度で良いというのは想像つきますよね。では、「焼く」とはどういうことかというと、刻印する面は少なくとも「焦げる」のではないか、と。コレです!
林檎の表面には刻印するための面があるはずですが、多分木製です。その面、全体が焦げるまで焼けば刻印不可能ですよね!つまりその林檎はもう使うことができない、ということになりませんかね!?
作中では林檎の数に限界があったように思えるので、焼いて刻印不可の林檎を作ることにより、投票できる林檎の数、そして結果を調整できるような気がします。

でもこれ、林檎の数に限りがあるなら、多くの林檎に自分のネームを刻印し、まとめて投票すれば、同じことができるんじゃ・・・
とも思ったのですが、この大量の刻印されたリンゴの処遇は不透明なので何とも言えません。

2.自分の赤林檎をラストに投票
赤林檎投票の成功を狙う際の作戦として、作中でもやっていましたが、信用のおける一人に焼き印を集めます。その焼き印を持って一番最初に投票室に入り、自分以外の赤林檎をこの時点で投票します。

ルールには「投票を終えたプレイヤーは次の投票時間まで投票室に入ることはできない」と書いてあるのと同時に、注意事項には「投票されたリンゴが誰のものかを判断する基準は焼印であり、どのプレイヤーが投票したかではない。そのため、他人の焼印を使ってリンゴを投票することもできる」と書かれています。
また、一時間以内に投票室に入らなかったプレイヤーはペナルティとして-1億となります。
なので最初に投票した人以外のプレイヤーも投票室に入っていただき、最後に投票室に入るプレイヤーに自分の赤林檎を投票してもらいます。こうすることによって、裏切り者の介入無く赤林檎が揃うのではと思います。

見事にクソですね。ここまで読んでいただいた方には申し訳ないくらいです。

余談ですが、基本的にライアーゲームで「必勝法」と呼ばれるものを考えるヒントは「注意事項」にあると思っています。
ゲームの不正を防ぐための「注意」ではありますが、エデンの園ゲームのようにルールの裏を書くための要素が、実は一番記されているんですね。
ライアーゲームという名目上、嘘を利用して勝ちを求めがちですが、実は嘘つかない方が勝てるというのが自分の経験上での結論です。勿論時には騙すのもこのゲームの醍醐味ではありますが、勝ちにこだわるなら作戦は必需です。クオリティの高いの、考えてみたいなあ。