Cataphora

これまでのこと、これからのこと

木兎を飼い始めたよ

TwitterInstagramをフォローしている皆さんならご存知だと思いますが、実家で今月から梟を飼い始めました。いや、厳密には木兎です。

親父が今年の3月頃に庭の空き地に小屋を一人で建てて、「なんのためにこんなことを」と思っていたんですが、全てはこの為だったようです。

ある日仕事先の親父からLINEで「小屋のエアコンをつけてくれ」と言われ、それまで小屋に入ったこともないし、そもそもエアコンがあるのか〜と思って入ったら、床に羽が落ちていることに気が付き、そこで初めて「まさか、...いるのか?」ってなっちゃいましたね。いました、真後ろに。

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流石に変な声出ました。真後ろにまさか木兎がいるなんて夢にも思わないよね。

心臓バクバクだったけれど、あっちは微動だにせず凝視。肝が座っていますね。

余談ですが梟(フクロウ)と木兎(ミミズク)の違いは羽角の有無だそうです。

羽角がピンと立っているときは結構警戒しているらしい。

今年の1月頃に生まれたらしく、猛禽類のペットショップで格安で売られていたので、わざわざ名古屋まで行ってうちに連れてきたみたい。

梟や木兎は通常だと20〜30万円はするらしいですが、この個体は3万だったらしいので、奇跡だなあと思います。

というのは、よく見ると足の爪が一本ないんですよね。ショップの環境が悪いと不慮の事故で爪が取れちゃって一生生えてこない、なんてこともあるらしく、ちょっと痛々しいですが、健気に棒に止まっているのでさほど大きな心配は要らない様子。

まだ出会って数日ですが、だんだん慣れてきたのか、微動だにしなかったのがあくびをしたり動くようになり、羽角も上がらなくなってきたので仲良くなれそうです。

犬や猫とは全く違うプロセスで関係を作る動物なので、その点もとても楽しみ。

 

ちなみにオスかメスかはわかりませんが、親父曰く名前は「コイバナ」だそう。

青春か。